2003年10月15日(水) 大川駅

この前の上京で、鶴見線大川駅の付近の状況を少し撮影してきたので紹介する。
写真は2003年10月11日に撮影したものである。


写真は左側を併走する道路から写すのが一般的だが、この道路が線路側に歩道が無いので注意が必要。なお、よく趣味誌に出る大川駅での偶数向き車の形式写真は踏切を渡ったすぐ左端にある電信柱付近から撮影されたものだが、角度的に、線路内に入るか、単管バリケードの中に入ってでないと撮影できない。


駅の北側にある「日本ガラス踏切」 結構この踏切に車がよく通るので、撮影するときには注意が必要。


これで80ミリ程度の準望遠を使っている。


画角的に、この角度くらいから撮影がしたいが、延長線上に撮影できる余地はない。
もちろん、単管バリケードの中は鉄道用地では無いという考えから行くと入っても良いと考えれない事もない。
が、やはりそのあたりはモラルの問題になってくると思う。
回りの人から、あまり「危ないところで写している」と思われないように行動しなければならないと思う。
更に、この大川駅は中間車を撮影しようと思うと単管バリケードがくぼんでいるところに入り込んで撮影するしかなく、大型車が多い道路だけに若干危ないと感じるかもしれない。
私は平日にこの地に行く勇気がなく、通勤車やトラック類の少ない土日しか行かないことにしているのが、せめてもの自己防衛とも言える。(けがしたらばからしいし)


よって、大川駅で偶数向きのクハは撮影できないと思っていた方が良い。
どうしても、というならば、列車が出発する直前、踏切が閉まって車の通りが無くなった段階で、踏切から少し長い目のレンズでねらうしか無いだろう。


踏切より105ミリ程度のレンズを使用して撮影したもの。少し番号は見にくいが、なんとか形にはなる。
ただし、踏切の道路部分からの撮影になるので、車にかなり注意しないと危険。
やっぱり、遮断機が下りている時にねらう方が良いと思う。
って、事からサヨナラ前で、人が多くなったらとてものんびりと撮影などしてれない場所と言えるかもしれない。


反対側(終点側)はホームを降りて、こちらに渡る小さな踏切がある。
この踏切内から撮影したら車両を真正面からねらえるが、あまり踏切内から写すのは良くないかな?と思う。
このあたりは列車の来ない側だから良いやん?って意見もあるだろうから深くは言わないが。
右に写っているクモハ103を写そうと思うとだいたい赤いバケツみたいなのが見える位置の少し右側くらいからになると思う


クモハ103−66・・・だいたいこんな感じ。右下に枕木による囲いが見える。 レンズは63ミリ相当


2両目のモハ102を撮影するには、道路標識がある少し先あたりまで行かないといけない。
その先に単管バリケードが崩壊しているところがあり、そこを安全地帯として活用して移動する。
クハを後ろから撮影するなら、その安全地帯の少し先までいかないといけない。


少しだけ待避するスペースがあるので、車の流れをよく見て次の車両を写すようにしたいものです。
ちなみにクハを後位から撮影するには、この写真の右端あたりからの撮影になります。


2両目のモハ102を写すには、車両右端のドアあたりの位置からになります。
道路標識あたりはまだ人が待避するスペースがありますので、この位置で車の流れを見て、とぎれたら撮影位置に行き手早く撮影する形になります。

※良く行く大川駅は朝順光で、中2線って事もあって良い撮影地と言えるのだが、実際の場所はとても危険が多いので、少し紹介したいと思いまとめてみた。
雑誌などには撮影後のものしか載らないので、どこから写したのかわからないのが多い。
確かに誰しも良い写真を写したいと思う気持ちは一緒だが、入ってはいけないところとかで撮影したものは、本来の価値というのが無いと思う。
昭和40年台までは、まだ線路に降りて撮影する人が居ても何にも言われない時代だったと思うが、今は違う。
昔の形式写真を見て、その通り写したいから線路内に入るんだというのはとても危険だと思う。
自分の命は一つしかないから、たかだか電車の写真を写すためにその大事な命を落とすのはばからしいじゃない?
その線路に電車が来る、来ないは関係ないんだ。そういうところで写している人は、そのうち電車が走る場所でも平気で入ってしまうような考えになってしまうからね。
だから、最初から、自分なりに安全を確かめてから撮影するクセをつけなければいけないと思う。
そんな意味合いも含めて、この大川駅を紹介してみた。
これから、鶴見線にも103系の引退までかなりファンが訪れるだろうが、けが無くみんなが活動して欲しいと思う。
偉そうに書いてますが、永尾が車道を安全地帯を活用しながら移動して撮影するのが決して安全だと言うのではないです。
それはそれで危険だと思ってますから。