2003年11月 9日(日) 仙石線撮影地2
今回はレンタカーを借りた事もあって、野蒜付近に行ってきました。
先の撮影地でも野蒜駅で上り電車を2両ほど写せる事、上りは下り待ちで3分ほど野蒜に止まる事から、野蒜で形式写真を写したあと車で陸前大塚に移動して海をバックに等ともくろんだのだった。
2003.11. 7 10:23 3924S 東名−陸前大塚 クハ103−130
仙石線の横を走る県道から撮影するが、このあたりは線路が海岸沿いを走り、道から撮影することは不可能。
この写真もかなり望遠にして撮影している。
2003.11. 7 10:23 3924S 東名−陸前大塚 クハ103−131
上と同じ場所だが、手前の雑草が少し邪魔。
ポールも手前にあるので少し小うるさいが・・・・
2003.11. 7 11:48 3121S 野蒜−陸前小野 クハ103−130他
雑誌で良く出てくる野蒜−陸前小野にかかる橋の南側。
良く出てくるのは橋の北側で、北側なら陸前小野の駅からでも歩いていける。RM2003年5月号32ページの伊藤氏の写真が橋の北側だと思われる。
2003.11. 7 10:42 3021S 陸前大塚−東名 クハ204−3109他
実は陸前大塚で雑誌で良く見る海を入れた写真を写そうと思うと、鉄道用地に入り込む事になる。
よって、その場所での撮影はパスし、代わりに駅から望遠レンズでねらうと上のような写真が撮れる事を発見した。
ちなみに450ミリ相当なので、400ミリクラスの望遠レンズでないと苦しいが、安易に鉄道用地に入り撮影してきた今までから、今後は安全な場所からいかにして思いの絵を作るかを考えていかなければならない時代になったと思う。
2003.11. 7 陸前大塚駅から東名方面を望む
駅の横は海だが、見ての通りホームはとても狭い。また堤防の先は海であり、安全設備も無い上に、堤防へ渡る踏切などの施設もない。
こちらに渡って撮影する事は、立ち入り禁止場所での撮影という事になる。
2003.11. 6 13:22 東名−陸前大塚 3258S車中より
一番上の写真で103系がだんだん下がっていっていくのがわかると思うが、それがこの場所で、丘の上から徐々に下っている。
同様に、二つ上の写真で205系が堤防の上に上っていっているのもこの場所だ。
2003.11. 6 13:22 東名−陸前大塚 3258S車中より
見づらいが、奥に陸前大塚のホームが見える。
オレンジ色のエリアが雑誌などで良く見かける写真の撮影場所だ。
RM1998年12月号20ページの細矢氏、同2003年5月号33ページの佐久間氏などがここから撮影されている。
きれいに写したいのはわかるが、立ち入り禁止場所での撮影は好ましくないと思うし、今後鉄道雑誌編集も写真募集に際して、撮影場所の写真も添付させるような事を行う必要も出てこよう。
そして、撮影禁止場所からの撮影者には何ヶ月間かの応募制限など行うなど何らかの制裁は必要だと思う。
厳しいようだが、そうする事で低下していると言われているモラルを向上させれると思うし、この趣味を幅広く認知してもらう為にもルールを守るという事をメディアが率先してすすめる必要があると思うからだ。
2003.11. 6 11:42 陸前大塚−東名 3121S車中より
上の写真の逆側からの写真。
60キロ制限標識が上の写真での制限解除の看板にあたる。(裏表で標記が違うので)
私は走行写真が苦手だ。動いているものはブレるから、それでなくてへたくそなのに、余計あらが出るというところから敬遠していた部分がある。
今回の仙台行きでも、レンタカーで場所を探しながら撮影となったために、列車到着まで時間がなかったり、目的地につくまでに通過していたりとさんざんな目にあった。
日中1本しか走ってなかったのが敗因だが、撮影地に関しては人それぞれだと思うし、自分の感性が出る部分だから、好きに写せば良いとは思うのだけど、たとえば雑誌に出た写真と同じポジションから写したいと思うのは最初に考える事なんですよね。
だから、その写真は正規の場所から写した写真であったほしいと思う。
そうでないと、たとえば陸前大塚の写真でも、RMに載った写真を写したくてここまではるばるやってきた人が、入れないと知ったときに、取る行動は2種類。
あきらめるか、そのまま撮るかである。
あきらめるというのは、あまりにも酷な気がする。
人も居ないし、列車も1時間に4本程度だから「えーい、撮ってやれ」って事になる。
ちなみに堤防の下は海だけど、落ちたら誰も助けてはくれない。
そう、人が居ないんだから発見してくれないわけだ。
今までは仕方ないと思うが、そろそろそういったルールを守る運動みたいなのが起こることを期待している。