2004年 3月23日(火) クハ103−530

103系掲示板でやまとじライダー1号さんより,標記車両の特別保全工事施工当時の話が出ましたので,当時の写真をアップします.


1985. 3. 1と思う 大阪 クハ103−530

撮影時期はよく覚えていないが,同じスライドに205系の3番目の編成の公試の時の写真があるので,だいたいこれくらいだろう.
前面は白Hゴム,側面の戸袋窓が黒Hゴムとなっている.
3位からの写真もあるが,ぶれているので今回は入れない.方向幕のゴムは白である.


1985. 3. 1と思う 大阪 クハ103−530

側面からの撮影.三方コック蓋もFRPタイプになった他,ドアレール座がステンレスになっているし,ドアガラスが金枠式になっている.
当然,塗り屋根ですが,初期の塗り屋根車は,トイ部分のFRP化をおこなっていないようで,そのままHゴムがついている.


1985. 3. 1と思う 徳庵 101系

列車選別装置がついているような,そんな車上子の受けが残っているが,この受けの位置,写真ではわかりずらいですが,車体中央線にあわせてついています.
列車選別装置の車上子であれば,写真で言えばもっと左側についてなければなりません.


1983頃? 同じスライドに203系の1番の公試が写ってるので,だいたいそれくらいだったかな? 湊町 クモハ101−72


1984くらい クモハ100−109 すんごく見にくいけど,車上子の受けが車体中央にあるのがわかると思う.


1980. 7.20 秋葉原 クハ100−33 列車選別装置は向かって左側に寄っているのがわかる

101系の写真を4枚ほど並べたが,列車選別装置&受けの写真は一番下のクハ100−33だけである.
あとの写真は,同じような受けがあるが,位置が車体中央にある.
列車選別装置は,電車と列車が同一線上に運転される場合,列車のブレーキ性能に信号をあわせていたら電車のスピードアップができないので,減速信号を出している信号機の手前に列車選別装置の地上子を置き,その上を列車選別装置の車上子を持った車両(電車)が通過すると,減速信号を進行信号に変える.
ATS−S形の地上子が単線区間の運転を考慮して進行方向左側にあるため,列車選別装置の地上子は進行方向右側にあり,基本的に車上子もそれにあわせて車体中心よりも進行方向に向かって右側についている.(写真で見たら向かって左側になる)

が,が,が,上記3枚の101系の写真の車上子の受けは,どうみても車体中央にある.
初期の列車選別装置の車上子は車体中央についていたのか?はたまた全く別の車上子があったのか?
20年ほど前から気になっている事だ.
ちなみに,電車区訪問をしたときに,検修の方に「この車上子の受け,何がついてたん?」って聞いたが「しらん」と言われてしまった(^^)