2004年 7月29日(木) ダブルパンタ車前位側側面

郡山工場の公開を後に駅に向かう途中、落書き電車として使用されたRT105編成の中間車が目に入った。
何気なく撮影してきたが、よくよく考えると、この車両はダブルパンタ車であり、その前位側妻面は、今まであまり公開されたものではなかった事に気がついた。
なんでも移しておくもんだねぇ(^^)


2004.-7.24 郡山工場 モハ103−366

もともとモハ103の前位側にはパンタおよび配線が無いので、このようなカットは結構貴重かも。


2004.-7.24 郡山 クハ103−235

午後から順光になったものの、偶数向き2両はタンク車がじゃまで写せなかった。
廃車回送かと噂されたが、7月頭に起こした人身事故の修繕が目的のようである。


2004.-7.24 郡山工場 クハ103−105

さびたディスクブレーキ板が生々しい。
もともとレール塗油器装備車だが、ちょうどディスクブレーキの間に車体からぶら下がっているのが油のホース跡と思われる。
そこからレール付近までノズルがでていた。
油はたぶん中央奥の四角の箱に入っていたのではないかと思われる。


2004.-7.24 郡山工場 クハ103−106


2004.-7.24 郡山工場 クハ103−105

方向幕の窓に注意
どっちがどっちかはっきり覚えてないが、どちらかが非冷房車の窓のまま冷房改造された車両。


2004.-7.24 郡山工場 クハ103−105

窓上のダクトを鉄板にてふさいでいる。


2004.-7.24 郡山工場 クハ103−106

カーテンキセをはずした状態のカーテン。
こういう時でないとみれないが、中身はこうなっているようだ。
こういうのをみれるのが工場公開の楽しみともいえよう。
普段の時から、こういうのを求めるのは「鉄道趣味を逸脱している」と言わざるを得ない。
国鉄時代は結構まかり通ったようだが、鉄道趣味者のために鉄道事業者は無い事を再認識する必要があるだろう。
ただし、正式な取材はこの限りではないが。


2004.-7.24 郡山工場 クハ103−106

ドアレール点検蓋の中身。
ブザーのようなものが設置されているが、これは仙石線独自のドアを閉めるときに鳴るブザーだと思われる。
ちょうどこの位置をはずしてくれていたのは偶然だが、これらも仙石線の103系の大きな特徴であり、写真撮影だけでは絶対にわからない場所の一つである。
ビデオ撮影された方は気がつくんですけどね。