雑誌に載らない103系 ランボード大型車

新製車では1500番台54両と赤羽線10両化・山手線増発用で新製された7ユニット14両がこのタイプになっています。
冷改車では昭和59年3月以降に吹田・鷹取でAU75による改造を行った車両がこのタイプです。
冷房車では、冷房装置の室外機から出る排水で屋根布の損傷がひどく、車両によってはランボード近辺のみ塗り屋根に使う塗装を吹き付けたものもありました。
そんな事から、排水をスムーズに雨樋に流すのが目的だと思われます。

※なお、下記一覧表中、改造車の括弧内は改造前の車両番号です。

新製車 68両

昭和56年度1次債務車 12両
 モハ103−1501・1502・1503・1504
 モハ102−1501・1502・1503・1504
 クハ103−1501・1502・1503・1504

昭和56年度3次債務車 42両
 モハ103−1505・1506・1507・1508・1509・1510・1511・1512・1513・1514・1515・1516
       1517・1518
 モハ102−1505・1506・1507・1508・1509・1510・1511・1512・1513・1514・1515・1516
       1517・1518
 クハ103−1505・1506・1507・1508・1509・1510・1511・1512・1513・1514・1515・1516
       1517・1518

昭和57年度3次債務車 10両
 モハ103− 787・ 788・ 789・ 790・ 791
 モハ102−2044・2045・2046・2047・2048

昭和57年度4次債務車  4両
 モハ103− 792・ 793
 モハ102−2049・2050

新製車からの改造 10両

1500番台の先頭車化改造によるもの8両
 クモハ103−1512(モハ103−1512) クモハ103−1514(モハ103−1514)
 クモハ103−1516(モハ103−1516) クモハ103−1518(モハ103−1518)
 クモハ102−1511(モハ102−1511) クモハ102−1513(モハ102−1513)
 クモハ102−1515(モハ102−1515) クモハ102−1517(モハ102−1517)

JR東日本3500番台改造によるもの2両
 モハ103−3501(モハ103−790) モハ102−3501(モハ102−2047)

冷房改造車 56両  

 モハ103−228・238・239・246・247・250・251・282・283・294・295・301・302
 モハ102−383・393・394・401・402・405・406・437・438・450・451・457・458
 クハ103−135・148・149・160・161・166・167・168・169・172・173・180・181・184・185
       191・192・193・197・198・538・585
 サハ103− 64・277・278・280・281・283・286・289

冷房改造車からの改造 10両

先頭車化改造によるもの1両
 クモハ103−5005(モハ103−295)

5000番台の自動解結装置撤去によるもの1両
 クモハ103−2504(クモハ103−5005)

サハ102改造によるもの4両
 サハ102−5002(サハ103−277) サハ102−5003(サハ103−280)
 サハ102−5004(サハ103−281) サハ102−5005(サハ103−286)

5000番台の自動解結装置撤去によるもの4両
 サハ102−2(サハ102−5002) サハ102−3(サハ102−5003)
 サハ102−4(サハ102−5004) サハ102−5(サハ102−5005)

2006.-2.13 Nobuyuki Nagao