さようなら仙石線103系

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仙石線103系化の歴史

仙石線の新性能化

 仙石線は1979(昭和54)年から103系による新性能化を開始し、同年7月から4両編成12本、合計48両の103系が寒冷地仕様に一部変更をして投入された。この時点で旧形国電を103系なみの車体に改造した車両が4両編成5本20両残っていたが、その20両も1984(昭和59)年には103系4編成16両によって置き換えられ、この時点で仙石線の新性能化は完了した。

上記の写真は1979(昭和54)年に投入された48両のうちの1両で、仙石線ではタブレットを使用していた関係で、万が一の窓ガラス破損を防ぐため乗務員室ドアの後ろにある戸袋窓を埋め込んでるのが特徴だ。ちょうど側面のJRマークのあるあたりに本来であれば窓があった。1984(昭和59)年の投入時にはタブレットの使用を止めていたので下記のように戸袋窓はそのままだ。

また、これは仙石線103系のみの特徴であるが、前面方向幕、上の写真だと「東塩釜」となってる部分の下のローマ字が他の103系は前面幕には「FOR]が入らないのに、仙石線車は上の例だと「FOR HIGASHISHIOGAMA」となっていた。

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